毎日慌ただしいあなたにジャーナリングのススメ【すぐに実感できる効果3つ】
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あなたは「ジャーナリング」をご存知ですか?
ジャーナリングは感じたことや思ったことを書き出すという、非常にシンプルな作業です。
例えば、ジャーナリングに該当するのは下記のようなものです。
- 日々の記録として日記を書く
- 忘備録として思いついたことをメモする
- 自分の考えをノートにザーッと書き出す
決まった方法はなく、自分の気持ち・考えを言語化するという部分が共通している点です。
ジャーナリングは「書く瞑想」と言われ、自分自身と向き合うことで様々な効果があります。
自分が感じたことや、思ったことを書き出す。
とてもシンプルで簡単に思えますが、不思議と自分の感情や思考が整理されます。
悩んでいる時やアイデアが出ない時、言語化することで前に進めるようになったりします。
私もジャーナリングを始めて2年ほど経つのですが、少なからず効果を実感しています。
今回は私自身が実感したジャーナリングで得られる効果についてお伝えします。
頭と気持ちがスッキリする
ジャーナリングによる効果の一つ目は、頭と気持ちがスッキリすることです。
仕事や人間関係で行き詰まったときに、考えていることを書き出すのは非常に有効です。
まとまらない思考や感情を言語化して書き出すことで、モヤモヤが晴れることがあります。
思考が整理される
考えていることを文字に書き出すことで思考が整理されます。
頭の中で考えても上手くまとまらず、堂々巡りになった経験はありませんか?
そんなときにジャーナリングをすると、思考が整理されます。
部下との接し方について悩んでいるケース
- 部下から相談されたとき、指摘が多くなってしまう
- 指摘せずに話を聞いた方がモチベーションが上がるのは分かっている
- そもそも自分は部下のモチベーションを上げたいのか、アドバイスをしたいのか
- 両方とも必要なことだけれど、混ぜると効果が薄れる気がする
- 相談されたときは小言を言わず、自分が間違いを見つけた時だけアドバイスしよう
このように自分の考えていることを、ざーっと書き出すことで考えがまとまります。
言語化による思考の整理方法については、下記記事もご参照ください。
気持ちがはっきりする
考えだけでなく、自分の感情もジャーナリングでクリアになります。
自分がどう感じているかについては、意外と自分自身もはっきりしないものです。
自分の感情と向き合うことで、自分自身の気持ちに気づくことも多々あります。
彼女と喧嘩してしまったケース
- 些細な事で喧嘩になってしまったので、早く仲直りしたい
- 自分にも落ち度があるので謝る気はあるが、相手にも非があると思っている
- 仲直りしたいけれど、相手も非を認めて改善して欲しい
- 一番良くないのはこの状態が続く事なので、自分から謝って早期解決しよう
- 謝った上で相手にも改善してもらえるように話し合おう
このように感情を書き出すと気持ちがはっきりして、精神的に落ち着くことができます。
日々の記録を残せる
感情や思考の整理とともに、日々の記録を残せる点もジャーナリングのポイントです。
イベントや出来事に対して何を考えたか、どう感じたかを記録に残すことができます。
また設定した目標やゴールに対しての活動・改善記録として使うこともできます。
感情や思考の記録を残す
日記のように一日をまとめて振り返ったり、思いついたことを都度メモに書き残したり。
自分が普段考えたり、感じたことを記録して振り返るのは有意義なことです。
感情や思考の記録例
- 仕事で顧客と話していて考えたこと
- レストランで気持ちのいい接客を受けたこと
- 子供と話していて、成長したなと感じたこと
平凡な毎日のように感じても、記録をつけてみると意外と色んな発見があります。
慌ただしく過ぎる毎日を振り返ることで、自己肯定感を高めることにも繋がります。
目標に向けての行動や感想を残す
目標やゴールがある人は、活動記録とともに感想を書き残すのがおすすめです。
行動とセットで感想を記録することで、次の行動計画に反映することができます。
目標に向けての行動+感想例
- ランニングのタイムとともに、爽快度を指数化して記録する
- 英単語の暗記記録と一緒に、覚えにくい単語の印象を書いておく
- 筋トレの内容と合わせて、筋肉痛の程度を言語化する
活動記録の振り返りは退屈ですが、感想も言語化しておくと振り返りが楽しくなります。
そのときに感じたことを振り返ることで、PDCAサイクルの改善に活かすこともできます。
アイデアになる
ジャーナリングにはアイデアを生み出したり、まとめたりする効果もあります。
思いついたアイデアを書き残したり、考えを書き出すことで思考がまとめたり。
ジャーナリングを習慣化することで、アイデアを日常的にまとめることができるのです。
アイデアをまとめる
仕事でアイデアが煮詰まったときなどには、ジャーナリングが有効です。
自分の思考を整理して、どの選択をするべきか言語化して客観的に見ることができます。
来年の営業方針を決めるとき
- 来年の営業方針をどのように設定するべきか
- 力を入れるべき戦略を思いつくだけ書き出す
- 類似の戦略でまとめたり、優先順位別にまとめる
- まとめた方針案を同僚と共有して討議する
ジャーナリングでアイデアをまとめる作業は、他者と考えを共有するときにも有効です。
客観的に言語化された考えは、他者にとっても理解しやすいというメリットがあります。
日々のアイデアメモとして
ジャーナリングが習慣になると、思いついたアイデアを残しておくことができます。
スマホアプリにメモしたり、携帯性の良いメモを持ち歩くのもおすすめです。
オススメの携帯メモ
オススメのアイデアメモ術
思いついたアイデアを逃さないようにして、知的生産性を高めましょう。
ジャーナリングは誰でもすぐに効果を実感できる
忙しい毎日を過ごしていると、時間がどんどん過ぎてゆきます。
ジャーナリングは慌ただしい日々の中で、自分と向き合う時間をもたらします。
ジャーナリングで自分と向き合う時間をつくることで、様々な効果をもたらしてくれます。
今回お伝ええしたジャーナリングの効果は下記になります。
- 頭と気持ちがスッキリする
- 日々の記録を残せる
- アイデアになる
ジャーナルは誰でも気軽に試せる簡単な習慣ですが、その効果は絶大です。
1日たった5分からでも始められますので、興味があれば是非やってみてください。